好きな仕事はどこにあるのか、、、
『好きな仕事がどこかにあると考えて探し続けても無駄だ。今、あなたがしているその仕事を好きになればいいのである。好きになるか、嫌いになるかも選択なのだ。』
byジェフ・ケラー(アメリカの作家・講演家)
「つまらない仕事があるのではない、つまらないと感じる自分がいるだけ。」という格言も聞いたことがある。
僕にも転職経験はあるし、転職の相談を受けることもある。
つい最近話した友達でいうと、大学を卒業して大手企業に就職をし、努力の甲斐あって社内でも認められ、出世コースを歩んでいた。
ただ上層部と関われば関わるほど、組織のしがらみや現場と乖離した考えに不満を抱くようになっていった。
大手企業にはありがちな融通の利かない風土や忙しない毎日に嫌気が指して、転職に踏み切った。
次に勤めた企業は前回とは正反対の小規模ベンチャーの会社で、都心からも少し離れたのどかな土地に移り住んだ。
それから半年くらいたって久しぶりに話したのだが、結論から言うと、仕事の規模が小さく、ちょっとした田舎住まいの毎日にとても退屈そうにしていた。
大手にいたころは、忙しそうではあるが、とても輝いていた友達が、すっかり素朴な感じになっていた。
理想をイメージして仕事をする
何が言いたいかというと、転職をすることが根本的な解決にはなりにくいということです。あれをとればこっちが無くなり、こっちをとればあっちが無くなる。
その友達の選択がいい悪いといった話ではなく、大事なことは、目標を持つことであり、そこを見て仕事をすることではないでしょうか。
スポーツや部活でもよくある子供のころ始めた理由は、兄弟や友達がやっていたから、親に勧められたからなど、ただ何となくやり始めたものが、一生懸命やってるうちに気がつけば好きになっていること。打ち込んでいるうちに自分の居場所ややりがいを見出すこと。
また、ハワイに行くとして飛行機のチケットを手配することはただのタスクであり、その目の前のやることだけを見れば、それ自体は楽しいことでも何でもなく、どちらかといえばめんどくさいことです。ただ、ハワイでの楽しい光景を思い描くほどにそれはやりたいことになる。
部活での優勝やハワイ旅行のように、その先に欲しい未来があるのであれば、その理想をイメージしながら目の前の仕事を好きになる努力をしてみるのもいいのではないでしょうか。
何事も楽しみにかかる♪兼丸昌也でした😉